「船舶免許を取ってみたいけど、難しそう……」
船舶免許に興味がある人の中には、このように思っている方も多いのではないでしょうか。
私も船舶免許を取る前は、船を操縦するための資格なので、かなり難しい試験なのかなと思っていました。
しかし、実際に一級小型船舶操縦士免許を取得してみた私の感覚では、船舶免許の難易度は自動車免許と同じくらいだと思っています。
もちろん一級と二級では難易度に違いがありますが、きちんと勉強すれば、決して取得が難しすぎる資格ではありません。
実際に私は、大学1年生の春休みに独学で一級小型船舶操縦士免許を取得しました。
今回は、実際に一級船舶免許を取得した私が初心者向けに解説していきます!
- 船舶免許はどのくらい難しいのか
- 1級と2級ではどちらが難しいのか
- 学科試験の合格基準
- 実技試験の合格基準
- 独学でも取得できるのか
- 1級と2級、どちらを取るべきなのか
結論:船舶免許はそこまで難しくない
まず結論から言うと、船舶免許はきちんと勉強すれば取得できる資格です。
私自身は一級船舶免許を独学で取得しましたが、「ものすごく難しい試験だった」という印象はありません。
私の感覚では、自動車免許を取得するのと同じくらいの難易度だと思っています。
もちろん、船を操縦するための資格なので、覚えなければならないルールや知識はあります。
特に一級では、二級にはない「上級運航」の科目が追加されるため、二級よりも勉強する量は増えます。
それでも、試験のポイントを押さえて勉強していけば、十分に合格を目指せます。
船舶免許は独学でも取得できる

船舶免許を取得する方法は一つではありません。
ボートスクールなどに通って勉強する方法もありますし、独学で勉強して国家試験を受験することもできます。
国土交通省も、独学やボートスクールなどで試験の準備をする方法があると案内しています。
また、登録小型船舶教習所の課程を修了することで、学科試験と実技試験が免除される方法もあります。
そのため、
「できるだけお金をかけたくない」
「自分のペースで勉強したい」
という人は、独学で取得することも十分選択肢になります。
私自身も大学1年生の春休みに独学で一級船舶免許を取得しました。
私自身の経験から考えても、独学だから無理というような難易度ではないと思っています。
独学の勉強方法はこちらの記事で解説しています!↓↓↓
一級船舶免許を独学で取得!私が実際にやった勉強方法を紹介 | 釣りのしおり
船舶免許は何日で取得できる?

船舶免許は、スクールを利用するか独学するかによって、取得までの期間が大きく変わります。
スクールの場合、2級なら最短1~2日程度、一般的なコースなら3日程度、1級なら2~4日程度が目安です。コースによって日数は異なるので、受講前に確認しておきましょう。
一方、独学なら自分のペースで勉強できます。
私の場合は、大学1年生の春休みに1日5~6時間ほど勉強し、2週間ちょっとで一級船舶免許を取得しました。
もちろん必要な勉強時間には個人差がありますが、私の経験からも、船舶免許は何か月も勉強しなければ取得できないような資格ではありません。
「できるだけ短期間で取りたい」という人はスクール、「費用を抑えたい・自分のペースで勉強したい」という人は独学がおすすめです。
1級と2級ではどちらが難しい?
当然ですが、1級のほうが2級よりも難易度は高いです。
一級では、二級で勉強する一般科目に加えて、「上級運航Ⅰ」「上級運航Ⅱ」という科目を勉強する必要があります。
現在の学科試験は、一級が合計64問、二級が50問です。
1級と2級の学科試験の違い
| 1級 | 2級 | |
|---|---|---|
| 一般科目 | 50問 | 50問 |
| 上級科目 | 14問 | なし |
| 合計 | 64問 | 50問 |
| 試験時間 | 2時間20分 | 1時間10分 |
| 難易度 | ★★★ | ★★☆ |
1級では、二級にはない上級科目を勉強する必要があるため、その分だけ難しくなります。
特に一級では、航海計画や気象・海象、荒天航法、海難防止など、より高度な内容が出題されます。
ただし、ここで一つ覚えておいてほしいことがあります。
1級と2級では、実技試験の内容は同じです。
JMRAによると、一級と二級の実技試験は同一内容となっています。
つまり、1級だから実技が2級よりも難しくなるわけではありません。
1級と2級で大きく違うのは、主に学科試験の部分です。
1級・2級の学科試験の合格基準
ここは船舶免許を受験する人なら、ぜひ知っておきたいところです。
学科試験は、単純に「全体で65%取れば合格」というわけではありません。
各科目で50%以上正解し、さらに科目全体で65%以上正解する必要があります。
2級の合格基準
2級は全部で50問です。
| 科目 | 問題数 | 科目ごとの最低正解数 |
|---|---|---|
| 小型船舶操縦者の心得・遵守事項 | 12問 | 6問以上 |
| 交通の方法 | 14問 | 7問以上 |
| 運航 | 24問 | 12問以上 |
| 合計 | 50問 | 33問以上 |
2級では、50問中33問以上の正解が必要です。
ただし、例えば50問中40問正解していても、ある科目が半分未満だと合格にはなりません。
そのため、特定の科目だけを捨てるのではなく、すべての科目をまんべんなく勉強することが重要です。
1級の合格基準
1級は少し複雑です。
一般科目と上級科目を、それぞれ基準を満たす必要があります。
| 科目 | 問題数 | 科目ごとの最低正解数 | 科目グループの合格基準 |
|---|---|---|---|
| 小型船舶操縦者の心得・遵守事項 | 12問 | 6問以上 | |
| 交通の方法 | 14問 | 7問以上 | |
| 運航 | 24問 | 12問以上 | 一般50問中33問以上 |
| 上級運航Ⅰ | 8問 | 4問以上 | |
| 上級運航Ⅱ | 6問 | 3問以上 | 上級14問中10問以上 |
| 合計 | 64問 |
つまり1級では、
一般科目:50問中33問以上
かつ
上級科目:14問中10問以上
を満たす必要があります。
ここが1級の難しいところです。
例えば、一般科目で40問正解していても、上級科目が14問中8問しか正解できなければ合格できません。
そのため、1級を受験する場合は、一般科目だけでなく上級科目もしっかり勉強する必要があります。
実技試験の合格基準

船舶免許では学科だけでなく、実技試験にも合格する必要があります。
実技試験では、実際の船を使って操船技術などを確認します。
実技試験の合格基準は、
各試験科目で配点の60%以上
かつ
全体で配点合計の70%以上
となっています。
実技試験では、点数だけを気にするのではなく、安全確認や操船の手順などを一つずつ確実に覚えておくことが大切です。
私自身、一級船舶免許を取得するときに一番苦労したのは、実はこの実技でした。
頭の中では試験内容が分かっていても、実際に船を操縦すると、思ったようにいかないことがあります。
特に、実際の船に乗ったときに戸惑わないよう、事前に動画などで操船の流れを確認しておくことをおすすめします。
船舶免許は独学とスクール、どちらがおすすめ?

これは人によって変わります。
独学がおすすめな人
- できるだけ費用を抑えたい
- 自分のペースで勉強したい
- 一人で勉強するのが苦にならない
- 過去問題などを使って勉強できる
- 分からないことを自分で調べられる
このような人なら、独学でも十分挑戦できると思います。
私自身も独学で一級を取得しました。
スクールがおすすめな人
- 短期間で取得したい
- 一人で勉強するのが不安
- 実技をしっかり教えてもらいたい
- 分からないことを講師に質問したい
- 自分で勉強計画を立てるのが苦手
このような人はスクールを利用したほうが安心です。
特に実技については、実際に船に乗って練習できる環境があるのは大きなメリットだと思います。
1級と2級、結局どちらがおすすめ?

ここは私の個人的な意見ですが、時間と勉強する余裕があるなら1級をおすすめします。
もちろん、1級のほうが勉強する量は多く、難易度も高くなります。
しかし、その分だけ航行できる範囲が広くなります。
「せっかく船舶免許を取るなら、できるだけいろいろな場所で船を操縦したい」
という人なら、最初から1級を取得しておくのもいいと思います。
一方で、
「そこまで遠くに行く予定はない」
「できるだけ早く免許を取りたい」
「まずは船を操縦してみたい」
という人なら、2級から始めるのも全然ありです。
そして、あとから「やっぱり1級が必要だな」と思ったら、2級から1級へステップアップすることもできます。
そのため、
時間に余裕がある → 1級
まずは早く取得したい → 2級
という選び方でもいいと思います。
まとめ
最後に、今回の記事のポイントをまとめます。
- 船舶免許は、きちんと勉強すれば取得を目指せる
- 私の感覚では自動車免許と同じくらいの難易度
- 独学でも取得できる
- 1級は2級よりも学科の難易度が高い
- 1級には「上級運航」の科目がある
- 1級と2級の実技試験は同じ
- 2級は50問中33問以上が必要
- 1級は一般科目50問中33問以上+上級科目14問中10問以上が必要
- 実技は各科目60%以上かつ全体70%以上が合格基準
- 時間に余裕があるなら1級がおすすめ
- まず取得したいなら2級から始めてもOK
船舶免許は、取得することで釣りの楽しみ方も大きく広がります。
私自身も一級船舶免許を取得したことで、レンタルボートを利用した釣りなど、これまでとは違った釣りを楽しめるようになりました。
「釣りが好きで、いつか自分で船を操縦してみたい」
そんな人には、船舶免許はかなりおすすめです。


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