「船舶免許を取りたいけど、1級と2級は何が違うの?」
「水上バイクに乗るにはどの免許が必要なの?」
船舶免許を調べていると、いろいろな種類があって分かりにくいですよね。
一般的に、レジャーなどで取得する小型船舶操縦士免許には3種類あります。
- 1級小型船舶操縦士
- 2級小型船舶操縦士
- 特殊小型船舶操縦士
私も船舶免許を取る前は、それぞれの違いがよく分かりませんでした。
そこでこの記事では、1級・2級・特殊の違いを、航行できる範囲や操縦できる船、年齢制限などから初心者向けに分かりやすく解説していきます。
船舶免許は大きく3種類
まずは、それぞれの免許で何ができるのか簡単に見てみましょう。
| 免許 | 操縦できるもの | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 1級小型船舶操縦士 | 小型船舶 | 広い範囲を航行できる |
| 2級小型船舶操縦士 | 小型船舶 | 海岸から5海里以内が基本 |
| 特殊小型船舶操縦士 | 水上オートバイ | 水上バイク専用 |
この中で、特に重要なのが1級と2級の違いです。
1級と2級はどちらもボートなどの小型船舶を操縦するための免許ですが、主に航行できる範囲が違います。
一方、特殊小型はそもそも操縦する船が違います。
1級と2級の一番大きな違いは「航行範囲」

1級と2級の違いを簡単に説明すると、
1級は広い範囲を航行でき、2級は航行できる範囲が限定されている
という違いです。
2級小型船舶操縦士
2級では、原則として海岸から5海里(約9km)以内の海域を航行できます。
そのため、
「近くの海で釣りをしたい」
「レンタルボートで釣りを楽しみたい」
「家族や友達とクルージングをしたい」
という人であれば、2級でも十分楽しむことができます。
1級小型船舶操縦士
一方、1級は航行区域に原則として上限がありません。
2級のように「海岸から5海里まで」という制限がないため、より広い海域を航行できます。
そのため、
「もっと沖まで行ってみたい」
「沖釣りを本格的に楽しみたい」
「将来的にいろいろな場所へ船で行きたい」
という人には1級がおすすめです。
ただし、1級でも船の種類や航行する海域によって条件があります。
1級と2級で「操縦できる船」は違う?

ここは少し勘違いしやすいポイントです。
「1級のほうが大きな船を操縦できて、2級は小さな船しか操縦できない」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、1級と2級の大きな違いは船の大きさではなく、主に航行区域です。
小型船舶操縦士免許で操縦できる船舶は、基本的に総トン数20トン未満の小型船舶が対象です。
つまり、
1級=大きな船
2級=小さな船
というわけではありません。
むしろ、
1級=遠くまで航行できる
2級=近場で楽しむ
と覚えると分かりやすいと思います。
1級と2級の違いを比較
| 1級小型船舶操縦士 | 2級小型船舶操縦士 | |
|---|---|---|
| 主な違い | 航行区域が広い | 航行区域が限定される |
| 航行範囲 | 原則として上限なし | 海岸から5海里(約9km)以内 |
| 操縦できる船 | 小型船舶 | 小型船舶 |
| 難易度 | 2級より高い | 1級より低い |
| 向いている人 | 遠くまで航行したい人 | 近場で楽しみたい人 |
※実際の航行には船舶や海域による条件があります。
特殊小型船舶操縦士とは?

ここからは、1級・2級とは少し違う特殊小型船舶操縦士について説明します。
特殊小型船舶操縦士は、簡単に言えば、
「水上バイクに乗るための免許」
です。
水上バイクはボートとは別の扱いになるため、1級や2級の小型船舶操縦士免許を持っているだけでは操縦できません。
水上バイクを運転したい場合は、特殊小型船舶操縦士免許が必要です。
特殊小型は何歳から取得できる?
特殊小型船舶操縦士は、16歳から取得できます。
ただし、免許を取得していればどこでも自由に水上バイクを走らせられるわけではありません。
水上バイクにも航行区域や安全に関するルールがあります。
また、水上バイクはボートとは操縦方法もかなり違います。
ボートは船の上からハンドルや舵を使って操縦しますが、水上バイクはバイクのようにまたがってハンドルを操作します。
そのため、特殊小型では水上バイク特有の操縦方法を学ぶことになります。
1級・2級を持っていても水上バイクには乗れない
ここはかなり重要です。
例えば、1級小型船舶操縦士免許を持っていても、水上バイクを操縦することはできません。
水上バイクに乗るためには、別に特殊小型船舶操縦士免許を取得する必要があります。
反対に、特殊小型船舶操縦士免許を持っていても、それだけで普通のボートを操縦できるわけではありません。
つまり、
ボートに乗りたい → 1級または2級
水上バイクに乗りたい → 特殊
と考えると分かりやすいです。
特殊小型の航行範囲は?
特殊小型船舶操縦士は、水上オートバイを操縦できる範囲が定められています。
基本的には、海岸から2海里(約3.7km)以内の海域が航行区域となります。
1級のように遠くまで航行するための免許ではなく、近距離で水上バイクを楽しむための免許と考えると分かりやすいでしょう。
もちろん、実際に航行するときには、航行区域だけでなく、水上バイクの航行が禁止されている場所やローカルルールなども確認する必要があります。
3種類の免許をまとめて比較
| 1級 | 2級 | 特殊 | |
|---|---|---|---|
| 操縦するもの | ボートなど | ボートなど | 水上オートバイ |
| 主な航行範囲 | 原則上限なし | 海岸から5海里以内 | 海岸から2海里以内 |
| 取得可能年齢 | 17歳以上 | 16歳以上 | 16歳以上 |
| 主な用途 | 沖釣り・クルージングなど | 釣り・レジャーなど | 水上バイク |
| 1級・2級との関係 | ボート用 | ボート用 | 水上バイク専用 |
1級・2級・特殊、どれがおすすめ?
結局のところ、どの免許を取るかは自分が何をしたいのかで決まります。
2級がおすすめな人
- 近場で船釣りをしたい
- レンタルボートを利用したい
- クルージングを楽しみたい
- まずは船に乗るところから始めたい
1級がおすすめな人
- できるだけ広い範囲を航行したい
- 沖釣りを楽しみたい
- 将来的にいろいろな場所へ行きたい
- せっかくなら上位資格を取得したい
特殊がおすすめな人
- 水上バイクに乗りたい
- ジェットスキーを楽しみたい
- ボートよりも水上バイクに興味がある
ちなみに、1級・2級と特殊は目的が違うので、単純に「特殊より1級のほうが上」というものではありません。
ボートに乗りたいのか、水上バイクに乗りたいのかで選ぶ免許が変わります。
まとめ
船舶免許には、主に1級・2級・特殊小型の3種類があります。
1級と2級はボートなどの小型船舶を操縦するための免許で、主な違いは航行できる範囲です。
2級は海岸から5海里以内が基本なのに対して、1級は原則として航行区域に上限がありません。
一方、特殊小型船舶操縦士は水上オートバイ専用の免許です。
そのため、
ボートに乗りたい → 1級・2級
水上バイクに乗りたい → 特殊
と考えると分かりやすいでしょう。
私自身は1級を取得しましたが、時間に余裕があるのであれば、最初から1級を取得しておくのもおすすめです。
反対に、近場で船釣りを楽しむことが目的なら、2級でも十分楽しむことができます。
まずは「自分が船舶免許を取って何をしたいのか」を考えて、自分に合った免許を選んでみてください。


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